●アヲハタが冷食1位 「まるかじゅり」消費者一押し日本アクセス新商品GPで栄冠
アヲハタの佐川健志取締役は「当社はジャムに加え、冷凍フルーツの取り組みを一昨年から強化している。日本人1人1日当たりの果物摂取量は1日100g程が現状だが、厚労省は健康づくり指標として、20歳以上1日当たりの果物摂取量目標値を200gとしている。これをめざし日本人はフルーツを今後さらに食べる土壌が出来上がりつつある。その中で当社は『フルーツのアヲハタ』を志向し、冷食でフルーツを伸ばしていく」と語った。 味冷「PON」がランク2位に 冷凍食品部門の2位は味の素冷凍食品「おべんとPONとんかつ」、3位はマルハニチロ「赤坂璃宮の五目シュウマイ」、4位はニップン「オーマイプレミアムスープパスタ クラムチャウダー」、5位はニチレイフーズ「本当に旨い担々麺」。 総合トップは理研の常温スープ
冷蔵食品部門はハウス食品「ソイーネ 豆腐ミニハンバーグの素 てりやき風味」、アイス部門はフタバ食品「サクレ濃いみかん」が各1位を獲得した。 エントリー数は加工食品28品、冷凍食品17品、冷蔵食品13品、アイス11品。これを7月に東日本と西日本で開催した同社展示会で、一般消費者110名(20〜40代男女)が審査した。味、コストパフォーマンス、使い勝手、オリジナリティ、トレンド、おすすめ度などを審査し、得点の上位順にランク付けした。 40代の女性審査員はアヲハタの冷凍食品「まるかじゅり グレープフルーツ&オレンジ」について「フルーツ感が味わえて、この安さ(税込235円)はすばらしい。パッケージも爽やか。チューハイや炭酸、アイスティの氷代わりにもおすすめできる」と推した。 20代の女性審査員は「スープ売場にドレッシングのようなボトルの『割るだけスープ ホタテチャウダー』があるのは斬新。希釈スープという発想も面白い」と評した。 服部社長「メーカーの思い提案に反映」 新商品グランプリ秋冬の表彰式で、日本アクセスの服部真也社長は「メーカー各社は消費者の購買行動の多様化に合わせた新商品を開発している。本企画は新商品の開発と販売に向けたメーカーの熱い思いをしっかりと得意先への提案に反映するとともに、消費者に商品の価値が伝わるように実施している」と取り組みの主旨を説明した。 淵之上氏「企画を小売の売上げ拡大に」 淵之上明生執行役員商品統括・マーケティング管掌は「今回選出された商品は最新技術やトレンドを反映し、消費者それぞれのライフスタイルに重なる商品として審査員が高く評価した」と閉会挨拶で語った。 |
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