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●水産タイムズ社主催 「SIALパリ」視察 大場隆弘 (週刊冷食タイムス:24/10/29号)世界市場の流れつかむ
一行は冷凍食品を中心に各カテゴリーを見て回り、世界の潮流を学んだ。注目は代替肉。今回も展示の勢いは衰えておらず、特に品質の高さが際立った。米国ビヨンドミート社やスタートアップ企業の提案商品いずれもがおいしく感じられ、参加者からは「ここまで進化しているとは驚き」との声が聞かれた。 冷凍食品は農産品や畜肉などの原料展示が多く、加工品はアボカドの展示が目立った。Salud Food group社(オランダ)はアボカドをペースト状にして中に枝豆を入れて油調した新製品の揚げボール「AVOKATSU BITE」を出品した。サクサクとした食感とアボカドの甘さが絶妙のバランスで、同行者らは一様に「おいしい」と唸った。 冷凍ケーキの展示も多く、スイーツメーカーのHOLEKI社(ベルギー)はホワイトチョコに抹茶パウダーをまぶした「MatchaCake」をアピールした。担当者によれば抹茶はベルギーにも数年前から広がり始め、抹茶ラテなどが人気という。そのきっかけはマンガなどの日本文化の流入によるところが大きいと指摘する。 日清製粉ウェルナ「早ゆで」をPR ジャパンパビリオンにはオーケー食品工業や紀文食品など81社が参加した。 |
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