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この人に聞きたい:第400回
(週刊水産タイムス:13/07/22号)

鮮魚の品揃え充実を

(株)ショクリュー 代表取締役社長  勝田 昇氏

 

 OUGグループのショクリュー社長に今年5月31日就任した勝田昇社長は、グループ内の市場卸「うおいち」専務からの転身。外食・量販店市場を対象に食品・水産物を販売する同社だが、顧客から一番期待されるのは鮮魚を含む水産品の品ぞろえだ。ついこの間までの仕事仲間がいる「うおいち」との連携を深め、同業他社との差別化を発揮したいと意気込む。

 同社を取り巻く市場環境は厳しさを増している。「ここ数年で環境は激変しており、業態間の垣根がなくなり、よほどきちんとした流通業者でないと生き残れない時代だ」と危機感を募らせる。局面を打開するためには何が必要か。

 「当社は社員数600名、売上高1100億円という規模。全国40カ所以上に事業所を置いて自社の車で量販店や街の飲食店に食材を配達している。コストがかかるけれども、他社が真似のできない当社の強みでもある。この原点を見つめ直して、強みを生かしつつグループ企業とのシナジー効果を発揮したい」と抱負を述べる。

 社長に就任したのち全国の事業所を回り、現場感覚を磨いている。元々営業畑でもあり、最前線の顧客情報が商品開発や提案を行う上で何より重要であることを承知しているからである。課題は鮮魚の扱い。「当社はこれまで冷凍魚中心だったが、今後、うおいちの集荷力を活かして鮮魚の扱いを増やすのが私に課せられた使命だと思う」。

 昭和26年7月26日生まれ、誕生日がくれば62歳。山口県出身。鹿児島大学水産学部卒。183cmの長身で学生時代はバスケットボール。酒は飲めず、つきあいはもっぱらゴルフだが、「スコアよりもストレス発散」。日に1箱弱のタバコ。

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