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この人に聞きたい:第525回
(週刊水産タイムス:16/02/01号)
バランスのとれた水産行政を
水産庁 次長 長谷 成人氏
1月1日付の水産庁人事で増殖推進部長から水産庁次長に就任した。前任者の香川謙二氏とは資源管理部審議官、増殖推進部長、水産庁次長と、後を継ぐのもこれで3度目。「さすがに引き継ぎも慣れたもの」と笑う。
昭和32年9月24日生まれの58歳。北海道大学水産学部水産増殖学科を卒業後、水産庁へ。北太平洋漁業国際委員会、北太平洋溯河性魚類委員会への派遣でカナダ・バンクーバー生活。宮崎県農政水産物漁政課長も経験した。
平成16年4月、本省へ戻り、資源管理部管理課資源管理推進室長。以後、漁政部漁業保険管理官、資源管理部沿岸沖合課長、同漁業調整課長、増殖推進部漁場資源課長、資源管理部審議官を歴任。増殖推進部長時代にはクロマグロやウナギの資源管理に取り組んだが、「マスコミの関心が非常に高く、資源管理も難しい魚種」と実感した。
今、水産業界をみると、ロシア水域におけるサケ・マス流し網が禁止となり、昨年も今後の水産業界にも影響が予想されるTPP協定(環太平洋経済連携協定)の大筋合意、中国・台湾漁船によるサンマ先取り問題などがあった。
「長い間、東シナ海で頭を悩ませてきた資源管理の問題が太平洋にも広がっている。非常に難しい局面にある」と現実を直視しながらも「一つひとつの課題にしっかりと取り組み、バランスのとれた水産行政を目指す。特に未来志向で、次につながる施策を常に考えていきたい」。
「浜の再生」も大きな課題と位置付ける。「漁協も時代に即して生き残ってもらわなければならない」。
目を配る範囲が一気に広がった。
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