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この人に聞きたい:第527回
(週刊水産タイムス:16/02/15号)

日本の料理はアイデアの宝庫

アラスカシーフードマーケティング協会 常任理事  トミ・マーシュ氏

 

 1982年からアラスカの商業漁業に従事。以降、30年間にわたり、アラスカの漁師として活躍。自分の漁船を所有し、荒波で知られるベーリング海のカニ漁をはじめ、サーモンなど様々な漁業を経験してきた。アラスカシーフードマーケティング協会の常任理事も務める。現在はアラスカ大学フェアバンクス校に籍を置き、農村開発やサステイナブルコミュニティーを専攻している。

 料理研究家でもあり、2010年には姉妹のキヨ・マーシュさんと友人の女性漁師ローラ・クーパーさんの3人の共著でレシピ本「Fishes and Dishes」を発行。アラスカシーフードを使った様々なレシピを紹介している。同書では、レシピだけでなく、アラスカの海で奮闘する女性漁師としての生活や仕事への思いなどについても描かれている。

 今回、アラスカ産本ズワイガニを使った「クラブケーキバーガー」の発表会に参加。アラスカシーフードの魅力をPRした。

 「アラスカではクラブケーキ以外に、サーモンやタラを使ったケーキも家庭で料理されている」。

 来日は4回目。料理研究家として、日本の料理に対する関心は高く、「日本に来ると、レシピのアイデアがたくさん浮かぶ。アラスカシーフードが海外でどのように使われているのかを見るのが楽しみ」と語る。

 寿司やそばなど日本食は何でも好きだ。

 今回の来日では“餃子”に注目。
 「アラスカに戻ってから、サーモンやタラ、カニなどを使った餃子を作ってみたい」と楽しみにしている。

 トミ・マーシュ 30年以上にわたり、アラスカで漁業に従事。料理研究家でもある。ASMIの常任理事のひとり。アラスカ州ケチカン在住。

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