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この人に聞きたい:第605回
(週刊水産タイムス:17/09/18号)

水産振興に限りない可能性

インドネシア共和国 海洋水産大臣  スシ・プジアストゥテイ氏

 

 東南アジア南部に位置するインドネシアは、5110kmと東西に非常に長く、世界最多の島々を抱える。海洋水産大臣は主要閣僚といえる。

 8月のジャパン・インターナショナル・シーフードショーに合わせて来日し、「インドネシア水産業の魅力と水産振興の可能性」をテーマに講演。日本の水産関係者に、インドネシアへの積極的な投資を呼びかけた。

 「インドネシアは、広大な領海を生かした海洋国家構想を進めており、特に水産業の振興に重点を置く。豊富な水産資源を活用するため、漁獲、養殖、冷凍・冷蔵、加工、流通の全てにわたって強化に取り組んでいる」

 その先頭に立つのがスシ大臣。

 「インドネシアの年間漁獲量は2000万tあったが、一時は650万tまで減少した。それがIUU漁業の撲滅に取り組んだ結果、1200万tまで漁獲が回復。海洋バイオマスもかつての3倍になった。現在は水産分野の貿易黒字は東南アジアでトップ」と強調した。

 水産物の消費拡大も進んでいる。国民一人あたりの水産物消費量は年間36sから43sに増加。「日本人の80sに比べると少ないが、来年は50sを目指す」と意欲を見せた。
 「インドネシアは今、魚が増え、人口も増えている。IUU撲滅で水産分野の継続な成長が可能になる。成長を続けるマーケットに対応するためにも水産物の生産量を増やさなければならない」

 ただ、水産物の流通に欠かせないのがコールドチェーン。インドネシアの海岸線は9万7000qもある。整備はまだ途半ばだが、ビジネスチャンスの可能性を信じて、前に進む。

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