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この人に聞きたい:第686回
(週刊水産タイムス:19/05/13号)
漁村の賑わいを取り戻す
水産庁 漁港漁場整備部長 吉塚 靖治氏
(よしづか・やすひろ)“なるべく笑顔”をモットーにハードな仕事をこなす。家庭では大学生の長女にちょっぴり甘いお父さんという一面も。昭和35年3月生まれ、福岡県朝倉市出身。九州大学大学院工学研究科修了。
4月1日付で就任した。漁港漁場整備長期計画の着実な推進と、水産改革に即した水産業の成長産業化に向けて、そのリーダーシップに各方面から期待が高まっている。
昭和60年の農水省入省以降、漁港関係はもちろん国際協力関係や遊漁との調整、研究開発に取り組むなど、携わった分野は多岐にわたる。
中でも印象深いのは、初めての海外渡航を経験し、それがいきなり南米だったという国際協力関係。水産関係のアドバイザーとして約3年赴任したのも、カリブ海に浮かぶ南米の島国アンティグア・バーブーダだった。
「自分のやりたい仕事を自由にやらせてもらった」と振り返る。「国際関係はルールがあって、ルールがない。その時々の状況で柔軟な対応が求められ、臨機応変な判断力を鍛えられた」。
沿岸課時代にはダイビングやプレジャーボートと漁港・漁場の調整を経験した。立場の異なる海を利用する人達を客観的に調整することから、多くのことを学んだ。また、閉鎖的と言われていた漁港・漁村を多くの人に利用してもらうための環境整備にも携わった。「今、地元でも少しずつ人を呼び込もうという方向に転換しつつある」と、変化を感じている。
水産基盤整備事業の喫緊の課題は生産・流通機能の強化、資源の回復、漁業地域の強靭化、そして漁村の活性化。漁村の賑わいを取り戻すためには、全国一律の事業ではなく、地域ごとの仕掛けが必要となる。
「金太郎あめのような取り組みではだめ。ぜひ地域のみなさん自ら仕掛けを考えて頂き、それを現実化できるよう我々がしっかりと支えていく」。
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