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この人に聞きたい:第726回
(週刊水産タイムス:20/03/02号)
業界の底上げに「もう一汗」
(一社)日本食品認定機構 理事長 久代 敏男氏
(くしろ・としお)マルハニチロホールディングス(現マルハニチロ)社長、日本缶詰びん詰レトルト食品協会会長、大日本水産会副会長などを歴任。昭和22年9月生まれ。中央大学法学部卒。島根県出身。
「日本の水産業が今後も発展し続けるには、輸出拡大をどう進めるかがカギ。日本の食品が堂々と世界に打って出ていけるよう、私なりに力を尽くしたい」 日本の農産物や食品の輸出促進に向け、大日本水産会から引き継いだHACCP認定事業を行う。1月29日付の機構設立とともに理事長に就いた。 農産物・食品輸出促進法が今年4月施行されるのを受け、これまで大水が実施してきた米国向け水産食品加工施設のHACCP認定審査業務(新規認定・継続・更新認定・品目追加など)を担当する。 EU向けにも水産食品加工施設などのHACCP認定の一次審査、輸出先国が求める施設の定期確認に関する業務を行う。 マルハとニチロの「世紀の合併」を実務レベルで支え、合併後は新会社の社長として経営の舵取りを果たした。水産・食品事業の複合的な連携で今や安定収益の企業体質となったマルハニチロの基盤を築く。 今回の理事長就任に際し、日本発の水産エコラベル普及を図るマリン・エコラベル・ジャパン(MEL)協議会の会長として奮闘を続ける垣添直也氏(元日本水産社長)を全く意識していないといえば嘘になる。 「垣添さんがMELなら、オレはHACCP」というほど単純な話ではないものの「日本の水産業界の底上げを考えた時、ある意味で日本水産とマルハニチロが手を携えなければならない局面があるとの思いは、ずっと以前からあった」。 「輸出拡大」という共通テーマで、垣添氏とともに汗を流すことになった今の境遇を、偶然というよりも「意気に感じている」。
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