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この人に聞きたい:第742回
(週刊水産タイムス:20/06/29号)

ラグビーで「勝つ喜び」知る

(株)ティーオー食研 代表取締役会長  所 英樹氏

(ところ・ひでき)昭和29年生まれ。公認会計士・税理士。ところ会計グループ会長。ティーオー食研(食品会社)会長。(一社)日本アナゴ協会代表理事。

 高校、大学と、ラグビーに明け暮れた。大学では日曜日が試合で、月曜日以外は午後3時半から8時まで毎日練習。シーズン中は遊ぶ暇など全くなかった。
 その甲斐あってか、我が東京水産大学は国公立大学では敵なし。体育教員をめざす多くの学生を抱える東京学芸大学ですら、もはや我々の相手ではなかった。悔しくも帝京大学に負けたことがあったが、私学の強豪とも互角にわたり合えるレベルになっていた。

[昭和51年]タックルを交わしながら
勝利へのトライをめざす
 この写真は、昭和51年5月29日の東京商船大学との定期戦。江東区越中島の商船大のグランドで行われた。
 ボールを抱え、激走しているのが得点王だった私である。この後、見事にトライを決め、試合も我が方の圧勝に終わった。ちなみに、両大学は後に合併し、現在の東京海洋大学となる。
 練習は肉体的にも精神的にもきつかった。でも試合に勝つことで、その苦労が吹き飛んだ。勝つことの喜び、爽快さをラグビーが教えてくれた。
 勝つことにより組織がまとまり、いわゆる”ワンチーム”という一体感が生まれることを身をもって体験し、その後の人生の大切な教訓になったと思う。
 昨年のワールドカップで日本がベスト8入りをし、強豪国の仲間入りをした。日本がラグビーブームに沸き、ファンが増えたことも、ラグビーを愛する一人としてうれしく思っている。

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