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この人に聞きたい:第807回
(週刊水産タイムス:21/10/25号)

新事業で街づくりに貢献

理研食品(株) 代表取締役社長  渡辺 博信氏

(わたなべ・ひろのぶ) 東北大学農学部卒業後、78年に理研食品入社。開発室長、本社工場長などを経て、2013年6月から現職。1954年9月生まれ、67歳。福島県出身、宮城育ち。

 理研ビタミングループは1965年に塩蔵わかめの販売を開始。その後、76年「ふえるわかめちゃん」、81年「わかめスープ」を発売し、ロングセラー商品として日本の食卓に浸透している。
 子会社として64年に設立された理研食品はわかめを中心とする海藻関連製品の研究・開発・製造に加え、ドレッシングや調味料などを製造している。
 東日本大震災で被災した大船渡工場を13年に新設し、冷凍海藻の生産を開始。17年には宮城県名取市閖上(ゆりあげ)に「ゆりあげファクトリー」を新設。加工事業に加え、海藻養殖の安定化に向けた種苗生産研究を行うなど、グループの海藻事業を拡大してきた。
 気候変動による海藻の生産量の減少が深刻化する中、15年から高知大と共同研究してきたスジアオノリの種苗生産技術がほぼ確立。このほどスジアオノリなどを生産する陸上養殖施設「陸前高田ベース」を新設、稼働を開始した。今後ヒトエグサなど他の海藻養殖にも挑戦する。
 「わかめと言えばリケン、リケンと言えばわかめと言われるまでになったが、今回の事業を機に、長年課題だった“わかめ屋”から“海藻屋”への転身を図りたい」と新規事業への意気込みを語った。
 東日本大震災から10年の節目を迎えた陸前高田市は「海と緑と太陽との共生・海浜新都市の創造」をめざし、復興の街づくりに取り組んできた。
 「陸前高田市の街づくりに微力ながら貢献したい」と同施設を通じて、雇用創出や高齢化対策、一次産業の持続・発展など地域活性化を後押しする。

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