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この人に聞きたい:第925回
(週刊冷食タイムス:24/03/19号)
JFSAの関東シェア拡大推進
(株)久世 代表取締役社長 久世 真也氏
外食以外の構成比高める
久世の久世真也社長は展示会開催前に記者会見を開き同社の事業概況等を説明した。 直近の10〜12月の業績について「前年同期比で9.6%増収、営業利益は71.1%増となった。伸長の主な要因としてコロナ禍から継続してきた損益分岐点の低減の取り組みと、販路において購買額が大きい観光レジャーや法人需要の回復がある」と語った。 さらに「JFSA(日本外食流通サービス協会)の関東エリアのシェア拡大に向けた施策を推し進め、JFSAのPB商品の売上高構成比が増加傾向にある。引き続きシェア拡大に取り組む」と説明した。 基本施策として@関東に資源を集中し地域密着化A低温物流等の機能強化BJFSAや素材、酒類・飲料の提案などプラスオン強化3点を挙げた。酒類・飲料の提案では、国分グループの品揃えを活用している。 今後の強化市場については@外食A観光・レジャーB中食・惣菜・セントラルキッチンを挙げた。外食や観光・レジャー以外の販路の売上げ構成比は現在1割未満だが、将来的には2割まで高める意向を示した。 久世が出資する東京中央食品との関係性については「情報交換をしっかりと行っている」と語った。 投資施策については「人財、物流、情報システムに投資する」と示した。 「未来を創造する施策」として@ECADXB海外C商品開発・政策Dグループシナジーの5つを挙げた。 同社は外食系顧客が冷凍食品のEコマースを強化する中で、久世のプラットフォーム事業部がクール便の細かい対応を請け負い、受注が増えている。 システム関連で、久世の発注システム(BtoBプラットフォーム)をLINE発注システムに順次切り替えるとともに、LINEを活用した双方向型コミュニケーションの深化に取り組んでいる。LINEのコミュニケーションを閲覧することで具体的ニーズが可視化されるという。現在の発注システムは今月末でサービス終了となる。 商品政策については「魅力ある品揃えと強い単品」をテーマに推進している。具体的にはカテゴリーごとの品揃えの見直しと同時に、久世PB商品の開発に改めて注力している。配荷件数に着目し、強い単品を育てる方針。
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\ 13,200(税込み) |
\ 4,400(税込み)
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\ 2,750(税込み)
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\ 2,640(税込み)
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