冷凍食品(冷食)・冷凍野菜・お弁当の売上・取扱ランキング・ニュース

水産タイムズ社
トップページお問い合わせサイトマップ
業界交差点

この人に聞きたい:第935回
(週刊冷食タイムス:24/06/04号)

日本アクセス 食品卸1位を堅持

(株)日本アクセス 代表取締役社長社長執行役員CEO  
服部 真也氏

(はっとり・しんや)同志社大商学部卒業後、伊藤忠商事に82年入社。98年欧州繊維グループ(ハンブルグ駐在)兼伊藤忠ドイツ会社ハンブルグ支店、2001年同支店長、03年伊藤忠商事繊維資材・ライフスタイル事業部繊維資材第三課長、05年繊維資材部長、07年繊維資材・ライフスタイル部長、10年ワタキューセイモア(株)出向、同社取締役、14年同社常務取締役営業本部長、15年兼伊藤忠商事審議役、18年審議役ブランドマーケティング第二部門長補佐、19年2月日本アクセスロジスティクス管掌付特命担当、4月執行役員ロジスティクス管掌補佐次世代ビジネス営業担当、20年4月常務執行役員次世代ビジネス管掌、21年4月代表取締役副社長副社長執行役員を経て現職。1959年9月25日生まれ、64歳。

経常利益率0.18ポイント増1.37%

 日本アクセスの前3月期連結決算は増収増益で、売上高、利益とも食品卸1位を堅持した。過去最高の経常利益。経常利益率は0.18ポイント増1.37%。連結売上高6.3%増2兆3366億700万円、営業利益20.1%増302億8700万円、経常利益22.4%増319億2200万円、純利益22.6%増213億4000万円。ROA(総資産利益率)0.2%増3.7%、ROE(自己資本利益率)2.4%増28.4%。
 服部社長は31日の会見で「第8次中計で掲げたフルライン化や次世代ビジネスの拡大に向けた取り組み、利益改善、物流効率化の取り組みを着実に実行した」と前期を総括した。
 市場別売上高は一般小売6.2%増1兆7203億円、中食5.8%増3670億円、外食9.3%増1296億円、ロジスティクス2.4%減1908億円。
 業態別の前期売上高と伸長率はリージョナルチェーン6.7%増8213億円、CVS6.2%増5492億円、ナショナルチェーン3.1%増3701億円、外食・デリカメーカー6.3%増3356億円、ドラッグストア11.5%増1790億円、卸売業7.6%増521億円、その他1.2%増293億円。
 ドラッグストアの伸び率が最も高い。
 業態別売上高の総和(物流収入等含む数値)は6.3%増2兆3366億円。
 直販比率96.6%。

今期の連結予算は減益を見込む

 今年度連結定量計画は、売上高3.6%増2兆4200億円、経常利益0.9%減316億円、経常利益率1.31%、純利益1.3%減211億円、ROA3.5%、ROE25.2%。
 物流費や電力料、人件費等のマイナス与件の増加により減益を見込む。

冷食は8.8%増5114億円

 前期のフローズン食品の卸売は8.8%増5114億円で、ドライ、チルドの伸長率を上回った。ドライ5.3%増8742億円、チルド8.0%増7498億円、物流収入・その他事業1.1%減2012億円。
 フローズンのうち市販用冷凍食品6.7%増1578億円、アイスクリーム13.8%増1540億円。
 業務用・生鮮商品(フローズン・チルド・ドライを合わせた数値)は6.2%増5592億円。

服部社長「売上げと数量拡大」

 日本アクセスは2024年度経営方針説明会・懇親会を31日都内で開催した。取引先関係者ら約500名が参集した。服部真也社長が業績と経営方針について、渕之上明生執行役員商品統括・マーケティング管掌が「情報卸」についてプレゼンテーションした。
 服部社長は「当社の強みであるマーケティング機能により需要を喚起し、市場拡大につながる取り組みを展開し、24年度は売上げだけでなく、数量拡大にも貢献する。同時に、社会課題の解決につながる提案を行っていく」と方針説明を総括し、協力を求めた。
 渕之上執行役員は情報卸を展開する日本アクセス系列企業、D&Sソリューションズの代表取締役社長CEOに昨年10月1日付で就いたと自己紹介し「D&Sは小売企業にデジタル上での“お客様接点”づくりを支援し、メーカーには横断的なマーケティング施策を提供。情報卸で小売企業・メーカーの売上げ拡大と、その質の向上を実現する」と語った。

水産タイムス 冷食タイムス
(C) Copyright 2004-2015, Suisan Times Co., Ltd. All Rights Reserved.
当サイトに掲載されている記事・写真の無断転載を禁じます。  お問い合わせ |サイトマップ著作権・記事使用・リンク・個人情報の保護などについて>>