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この人に聞きたい:第968回
(週刊冷食タイムス:25/02/04号)

ワンプレートが大きく伸長

(株)ニッスイ 取締役専務執行役員(食品事業執行)  梅田 浩二氏

(うめだ・こうじ)昭和58年入社。大阪支社冷食課長、広島支社長、常温食品事業部長、福岡支社長、首都圏家庭用営業部長から平成28年執役広域営業本部長。令和2年3月食品事業執行、同6月取締役、令和4年常務を経て去年6月から専務に。昭和36年2月北九州市生まれ、同志社大経卒。

4〜12月の売上げ 常温除き前年超え

 ニッスイの梅田専務は4〜12月の食品事業の売上げが水産缶詰の苦戦の影響を受けた常温品を除くすべてのカテゴリーで前年超えとなっていることを1月22日の新商品発表会で報告した。特に家庭用冷凍食品はワンプレートが大きく伸長した。
 麺、スナック、米飯も引き続き好調に推移した。農産品は供給不足により枝豆が苦戦したものの、ほうれん草とブロッコリーの好調が底上げに貢献した。
 冷凍食品を中心とした業務用食品は価格改定による数量減の影響を若干受けたものの、外食・給食業態の回復に加え、特に惣菜業態の堅調により前年をクリアした。
 フロチルのQD食品(キューディッシュ)は特に伸長したが、「まだ狙い通りの伸長はしていない」(梅田専務)。NB商品の新発売など積極的な活動で販売拡大を努めた。さらにユーザー目線で商品を磨いていく。
 売上げが好調だった家庭用冷食はまんぞくプレート(93%増)、たこ焼き(16%増)、麺類(7%増)。業務用冷食は焼き鳥を中心としたチキン加工品(24%増)、焼売や春巻といった国産中華(7%増)。

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