●ネット通販に注目近年ネット通販の事例が増えている。水産品はまだ少ないが、段々と品揃えが充実している。鮮魚店が激減するなか、水産物をネットで購入するのが当たり前の時代が到来しそうだ。 パルシステム(生協のネット通販)やオイシックスのようなネット通販専門サイトを利用する客が急増している。弊社のネット通販セミナー(9月28日都内で開催)はそういう時代背景を踏まえて企画した。 ネット通販のメリットはなんといっても販売者と消費者を結ぶ双方向の情報交換ができる点にある。販売者は商品の特性をしっかり説明できる。現実の売り場を必要としないので、無限大に品揃えを増やす事が可能。 近年ネット通販に力を入れているのがコンビニチェーンである。セブンイレブンは食品や雑貨、家電など40万点をネット販売で扱う。詳細な説明に加え写真も角度を変えて掲載するので商品特徴をつかみやすい。 今春開設したファミマ・フードパークはまだ500アイテムの取り扱いだが、今後は生鮮食品や各地の地場商品などに扱いを広げ、年内には1000品目にする計画。 メーカーは家庭用、業務用のほかにネット通販という第3の販売チャネルを考慮して事業戦略を構築しておく必要がありそうだ。
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