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今週の一本

●JFSA 副会長にトワニ藤井社長   (週刊冷食タイムス:25/04/29号)

中村会長「一枚岩でまい進」

中村会長
新副会長の藤井氏
 日本外食流通サービス協会(JFSA、会長=中村一朗中村角社長)は「第63回定時総会・ジェフサ方針発表会」を仙台市内のホテルで25日開いた。協会の役員人事で副会長に藤井等トワニ社長が就き、古川裕志大槻食材社長が退任した。
 新理事に宮坂雅宏大槻食材専務(28日付で社長)が就いた。藤井副会長は北海道ブロック長、宮坂理事は北海道副ブロック長を兼務する。トワニ、大槻食材はいずれもJFSAの前身、三栄会(1962年設立)からの会員企業。
 事業会社ジェフサ(鈴木滋雄社長)の役員人事では、取締役執行役員に阿部徳章サトー商会取締役営業本部副本部長、社外取締役に藤井等トワニ社長が新たに就任した。

24年度共販実績5.9%増834億

 2024年度の共販実績は前年比5.9%増834億3400万円。
 うち冷凍食品5.4%増527億2900万円、一般食品6.7%増307億400万円。
 PB商品9.1%増325億4500万円、VI商品(企画・製造・流通・販売をJFSAが責任を持って政策的に取り組む商品)8.7%増97億300万円、開発輸入商品19.9%増43億8500万円とそれぞれ実績を伸ばした。

25年度共販目標は2%増851億円

 25年度共販目標は2.0%増851億2000万円、PB商品5.0%増341億7000万円、VI商品4.0%増100億9000万円、開発輸入商品5.0%増46億円。
 中村会長は「JFSAの3つの基本理念の第一に掲げる『全国同一精神で同一政策を遂行する』に則り、会員が一枚岩になり、今期目標の達成にまい進する」と語った。
 鈴木ジェフサ社長は「事業会社の3つの基本方針の順番を改めて『会員とともに市場の占有率をより一層高め、会員が地域bPになることを支援する』を3番目から1番目にした。新しい強固なJFSAを会員と共に構築する」と決意を示した。
 総会には全国の会員卸、共販・協力メーカーのトップら約400名が集った。

日東ベスト、木下商店らを表彰

 前期の共販実績に基づき、メーカー10社と会員10社を表彰した。
 中村会長がメーカー代表の塚田莊一郎日東ベスト社長と会員代表の木下商店木下英雄社長に表彰状を授与した。
 受賞した共販メーカーと会員は次の通り。
 ▽共販メーカー(表彰順)=日東ベスト、キユーピー、ケンコーマヨネーズ、ニッスイ、カゴメ、堂本食品、極洋、エスビー食品、太堀、ハウスギャバン
 ▽会員(同)=木下商店(愛媛県松山市)、久世(東京都豊島区)、フジノ食品(滋賀県彦根市)、中村角(広島市)、大槻食材(札幌市)、サトー商会(仙台市)、泉平(兵庫県姫路市)、南給(鹿児島市)、トワニ札幌(石狩市)、さんれいフーズ(鳥取県米子市)

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