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今週の一本

●大水が賀詞交歓会を開催  松田陽平 (週刊水産タイムス:25/01/13号)

石破首相「カギはスマート水産業と海業」

 大日本水産会(枝元真徹会長)は、新年賀詞交歓会を東京・赤坂の赤坂インターシティAIRで7日開催した。5年ぶりの立食での開催となった。水産関連企業・団体の代表をはじめ、農水省・水産庁の幹部に加え、多くの水産関連議員が参加。自民党水産総合調査会の会長を務めた石破茂首相も駆け付け、水産業界にエールを送った。

あいさつする石破首相
5年ぶりの立食となり、多くの関係者が参加した

5年ぶりの立食で賑やかに

 枝元会長は主催者あいさつで「被災地支援を継続するとともに、新たな資源管理や担い手・労働力の確保など供給面の課題解決を行う。また、スマート水産業や海業推進などに取り組み、今後の人口減少や海洋環境の変化などの大きなリスクに挑戦し、持続可能で若い人や女性が活躍できる水産業をめざす」と語った。
 鈴木俊一衆議院議員、江藤拓農水大臣、地方創生担当の伊東良孝内閣府特命担当大臣、小野寺五典衆議院議員、浜田靖一衆議院議員のあいさつが終わったところで、石破茂首相が会場に到着し、あいさつした。
 石破首相は冒頭、6日未明に茨城県の鹿島港沖合で漁船が転覆した事故と、発生から1年を迎えた能登半島地震について触れ、「これらを水産業について考え直す機会にしなければならない。そして新たな漁業、漁村を作っていきたい」と語った。
 また、漁業就業者数と漁業生産量が減少の一途をたどっていることを強調したうえで、「大日本水産会、全漁連、本日参集している皆さんの知恵と力を借りて水産日本の復活をめざしたい。そのカギはスマート水産業と海業。若者や女性に選んでもらえる水産業・漁村にしたい」と展望した。

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